プログラム学習カリキュラムについてのディスカッションに参加した際、カリフォルニア州サンフランシスコのコンピューターサイエンスについての取り組みをまとめたサイトを見る機会がありました。
https://sites.google.com/sfusd.edu/k-2cs/
シリコンバレーのおひざ元、サンフランシスコでは子供たちの知識レベルに合わせてプログラム学習のカリキュラムが用意されています。学習内容も一般的な公立校ではK-6(幼稚園年長クラスから小学校6年生)のプログラムがほとんどの中、K-2(年長から2年生)向けと提供メッシュが細かく網羅されることで、学齢に合わせた語彙学習を含め、総合的な学習を提供しています。
小学3-5年では、Scratchを通じて実際にブロックコーディングを行い、2年生までに築いたボキャブラリを通じて、プログラムへの理解を深めていく流れとなっています。
年齢的に背伸びをしたい時期だけに、幼稚に見えるカリキュラムだと子供たちに忌避されないよう、学齢に合わせたプログラムを用意する。知識のある先生がたがそろっているからこそできることですが、今後他の地域にも展開されていくのではないかと思います。